夢で逢えたら
「TPO考えず、いちゃつきてえ」
「今でもあんまり考えてないくせに・・・」
情事の後、未だ衣服に身を包まず、二人はシーツにくるまったまま。
ティキが、大きな溜息とともに呟いた。
多少、呆れた声を出して、ラビは返事をして。
そして、そのまま口を開く。
「夢で逢えたら、」
「ん?」
「夢で逢えたら、きっと何も気にしなくていいんさ」
だから、一緒に寝よ?
にこり、笑ってそう言って。
「・・・なに?誘ってんの?」
ティキがそんなことを言えば、多少顔を赤くして枕を投げつけティキに背を向け目を閉じた。
ティキは、背を向けるラビのうなじにキスをして、
「おやすみ」
二人は、夢で逢うため、瞳をとじた。
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・・・・・・・・・?
またスランプだろうか・・・